鬼滅の刃 174話のネタバレと感想、175話の展開予想も｜黒死牟に痣を発現した弟（縁壱）がいた！

ついに、玄弥の銃弾が黒死牟に放たれます。

その銃は、恐ろしいほどに異様な形に変化していました！

待ったなしの怒涛の展開が続きます。

早速、174話のネタバレと感想にいってみましょう。

えりっぴ

ついに、黒死牟に最後の時が近付いてきた？

鬼滅の刃＜第174話＞のネタバレ

POINT

玄弥が血鬼術術で黒死牟の捕獲に成功！
行冥、無一郎、実弥の一斉攻撃
黒死牟の弟の登場！

玄弥が放った弾丸は黒死牟の体に命中していた。

飛んできた弾丸を刀で弾いたものの、銃弾が生き物のように曲がり体に命中したのだった。

玄弥の変形した銃を目の当たりにし、黒死牟は斬られた髪と折られた刃によって、自分の力を吸収したことに気づく。

次の瞬間、玄弥の操る血鬼術により体にめりこんだ銃弾から木が次々と生え、あたりに根をはることで黒死牟の体を拘束することに成功する。

そして身動きの取れない黒死牟に行冥と実弥が迫る。

”生命が脅かされ体の芯が凍りつく”

”平静が足下から瓦解する感覚”

ついに黒死牟は焦り、四百年ぶりに自らの命の危険を感じたのだった。

黒死牟の弟は痣の発現者だった！

四百年前のことを思い出す黒死牟。

赤い月の夜、すでに鬼となっている黒死牟が歩いているとある男と遭遇した。

それは老いさらばえた双子の弟である継国縁壱（つぎくによりいち）だった。

二人が最後に会ってから六十数年の時が経ち八十歳を越えているはずだが、痣を発現させながらも人間としてそこに生きていた。

二十五になる前に死ぬはずなのになぜと問いかけると縁壱は涙を流し、鬼となった兄である黒死牟を憐れんだ。

”老化した醜い姿の、かつて弟だった生き物に憐れまれた”

かつては目障りに思い、あまり感情を見せなかった弟の涙にこみ上げるものを感じる。

老人といえども鬼狩りである以上、鬼として殺さねばならぬはずだが動揺が止まらなかった。

”殺さねばならぬ。全盛期を過ぎ脆い肉体の老人を”

”奴が鬼狩りである限り刃を向けてくる者は一刀両断にせねばならぬ。”

しかし次の瞬間、縁壱が刀を構えるとそんな感情は吹き飛ぶのだった。

”参る”

【鬼滅の刃 174話感想】縁壱爺さんがくっそカッコイイ！！やっぱ強いジジイは良いよな！ https://t.co/LEENyOP9ny pic.twitter.com/SgWHKhzV78

— 雑学博士☆彡 (@channel__777) September 13, 2019

凄まじい威圧感に一部の隙もない構え、黒死牟が構える前にその斬撃は喉を切り裂いた。

頚が落ちることはなかったものの大きなダメージを受ける。

痣を発現させた者であるというのに、25歳を過ぎても生きながらえ、老いてもなお全盛期と変わらぬ速さと威力の剣術、特別であった弟に対して抱いていた嫉妬心が鮮やかに蘇る。

“お前が憎い。殺したい。“

かつて無惨をも追い詰めた縁壱の剣技に、焦燥と敗北感で五臓六腑（ごぞうろっぷ）がねじ切れそうだった。

それでも実力差はいかんともしがたく、次の一撃で自分の頚が落とされるという確信を抱いていた。

しかし次の一撃が来ることはなかった。

縁壱は立ったまま寿命が尽き、その命を失っていたのだった。

鬼滅の刃のネタバレ＜第174話＞の感想と次号（175話）の展開予想

ついに玄弥の放った銃弾が命中し、相手を拘束するという大活躍を見ることができました。

どうやって銃で致命的なダメージを与えるのかと考えていましたが、血鬼術で根をはり拘束するとは思いませんでした。 (#ﾟДﾟ)

ただし、玄弥に頚を斬る力はないので、ここからは柱の二人のお仕事ということになるでしょう。

黒死牟が真にピンチになれば回想シーンに入るだろうと想像していましたが、やはりここで来ました。

猗窩座、童磨と、追い詰めて回想シーンに入ってそのまま、という展開で倒しているのでここで黒死牟を倒すのはほぼ間違いないでしょう。

そして四百年前、行冥によって存在が示唆されていた、痣を持ちながらも二十五歳を越えて生きていた者が「双子の弟」という形で登場しました。

人間であった頃から嫉妬心で溢れていたようで、やはりそれが原因で鬼になることになったのではないかと想像できます。

かたや鬼となり肉体を維持し、かたや人間として八十歳を越えているというのにそれでも圧倒的な力の差、嫉妬に狂うのも無理のないことだったのかもしれません。 ( ﾉД`)

皮肉にも鬼となった自分を憐れむ弟と対峙することになって、初めて嫉妬以外の感情が芽生えています。

子孫である無一郎に対しても感傷的になっていたように、鬼になったからこそ自分の血縁に複雑な気持ちがあったのかもしれません。

今まで圧倒的な強さを見せていた黒死牟が、手も足も出ずやられる縁壱の強さは一体なんなのでしょうか。 (꒪ȏ꒪)

現在最強の柱といわれる行冥でさえ仲間の力を借りてなんとか戦えているというのに、あまりに差があります。

しかも縁壱は無惨を追い詰めたこともあるというではないですか。

#WJ42 #鬼滅の刃
あーーーーー、無惨さまを追い詰めてたのは、縁壱さんの方だったか。じゃあ竈門家と縁があったのも……？今明かされる真実……。よく見たら着てる服が違ったのね。気付かなかったわ。 pic.twitter.com/f3ankJcqdE

— 週刊少年ジャンプ感想/WJ42 (@jump_review) September 14, 2019

と、いうことは、縁壱が耳飾りをした始まりの呼吸の剣士の線が濃厚になってきました。

また、鬼殺隊で訓練に用いる戦闘用からくり人形「縁壱零式（よりいちぜろしき）」は、名前が一致していることから、この縁壱を元に作られたのではないでしょうか？

出典：https://ebookjapan.yahoo.co.jp

痣のことといい何もかも特別、まさに嫉妬しても仕方ない圧倒的な存在として描かれています。

しかし寿命によってその生命を失ったことで、黒死牟は弟を超えられないまま二度と戦うことができなくなってしまいます。

おそらく鬼となり命を永らえることで弟のいない世界で生きることを望んだのでしょう。

しかし弟は生きながらえ、年老いても圧倒的な力を有していた。

それなのに自分の手で倒すことはかなわず、生き延びてしまった惨めさを抱えて四百年生きてきたことになります。 (╥﹏╥)

行冥によって弟のことを思い起こした時、大きく憤ったのはそういう理由があったからでしょう。

しかし、縁壱が六十数年も黒死牟を放置し、老体になってようやく相まみえたことには謎が残ります。

長らく見つける事ができなかったのか。

六十数年という時間が何かを為すのに必要だったのか。

自らの死期を悟って兄に会いに来たのか。

来週はもう少し深く二人の過去が語られることになるでしょう。

※175話は祝日の関係で9月21日（土）発売となります。

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