2018年のアカデミー賞6冠を達成した「おっさんずラブ」は、Twitterのトレンド1位を獲得したほどの超人気ドラマです。
公開された映画「劇場版 おっさんずラブ~LOVE or DEAD~」も大人気ですね♪
その人気の一躍を担ったのが、たくさんの女性の共感を誘い、悩ましい気分にさせた、林遣都さんが演じる「牧凌太」の存在です。
正直、林さんの存在、は原作ファンで視聴した「天と地の守り人(NHK)」のシュガ役を演じた人、くらいの印象しかありませんでした。
しかし、「おっさんずラブ」で印象が大化けし、今更ながら、むちゃくちゃ興味が湧いてきました!
この記事では、そんな林さんの役者としての魅力に迫るべく、プロフィールや経歴および、今夏公開の映画情報についてご紹介します。
おっさんずラブ 「牧凌太」の役柄は?
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「天空不動産」本社から東京第二営業所に異動してきた入社4年目の社員。
イケメン・高学歴・エリートというハイスペックの経歴をもつ、女子社員にモテモテの春田(田中圭)の後輩です。
しかし、実は、同性愛者という別の顔を持っていました。
ある日、同部署の黒澤(吉田鋼太郎)が春田に恋心を告白してグイグイと迫っていることを知り、自身もカミングアウトし春田に濃厚キスをしてしまいます。
性格は男らしくて大人。基本は敬語で気が利き丁寧ですが、いらいらするドSのブラックな面も見せます。
春田のことを母親のように世話を焼き、彼をラクに生活させます。
・・・ちなみに巨根・・のようです(笑)。牧が思わず、頭に血が上って春田に言ってしまったセリフ「巨根じゃダメですか?」からきています。
ハイスペック・イケメンだけれど、母親のような世話焼き(時々、ドS)というキャラが、ギャップがあって面白いですね♪
そして、同性愛者ということから、女性には立ち入ることが出来ない別の意味で「高嶺の花の男!」ではないでしょうか?
おっさんずラブ 牧凌太へのネットの反応
Twitterのトレンド1位を獲得していることから、ネットではあらゆる反響が飛び交っています。
そのネット上での人気は国内にとどまらず、中国や台湾でも話題になり、「部長派」「牧派」でファン投票も行なわれたそうです。
牧凌太へのネットの反応の一部をご紹介します。
ファンの方の熱いコメントが目立ち、中でも、林遣都さんの「牧凌太」なくしてはここまでおっさんずラブにハマらなかった、という意見が多かったですね。
海外のコメントは、春田と牧の同性愛をギャグにせずきちんと描いている点が高評価でした。
続いて海外の反応もちょっと紹介。
おっさんずラブ 春田と牧のカップルが愛される理由
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春田と、どSな後輩である牧凌太のカップルがこれほど熱狂的に視聴者に愛されるのはなぜでしょうか?
プロデューサー「貴島彩理」さんが愛される理由についてコメントしていますのでご紹介します。
圭さんも遣都さんも、ちゃんと春田と牧として生きてくれている。お二人に限らず、『おっさんずラブ』のキャストは皆さん嘘をつきたくないということをすごく大切にされていて。思わずツッコミたくなるような台詞や設定でも、ちゃんとそこで生きることにこだわっている。そういう姿勢が、まるですべてのキャラクターが実際に生きているような世界観を生んでいるんだと思います。
引用:https://woman-type.jp/wt/feature/9973
本当に、田中圭さんと林遣都さんの演技力あってこそ、ですね。
ギャグやキワモノになりがちな同姓同士の恋愛を、ここまでピュアに表現できるお二人には脱帽します。
SNSでバズっているシーンの多くが、台本にはない部分な気もします。例えば、第5話のラスト「牧と一緒にいることは俺にとって全然恥ずかしいことじゃないから」というシーン。台本に書かれているのはここまでで、その後、春田が牧に帽子をかぶせるのも、牧が春田を追いかけるのも、すべて圭さんと遣都さんのアドリブです。
他にもいろいろあります。第4話で話題になった「俺も食べたい」「あげないよ」もアドリブです。カットをかけずにしばらく待っていたら、二人がイチャつきはじめたので、「ええやん」みたいな(笑)。私もスタッフも「あげないよ」と聞いた瞬間、「あげないよ!?」って色めきたちました(笑)。
6話で言えば、春田が牧の看病をするシーン。あれも台本では「もち米使ったんですか」の後は「もう家の物、触んないでもらえますか?」で終わりだったんですが、遣都さんが「僕、春田さんにつくってもらったものなら、どんなにイラッとしても食べると思うんです」とおっしゃって。それで実際にやってもらって、ああいう愛らしいシーンになりました。
引用:https://woman-type.jp/wt/feature/9973
台本どおりに演じながらも、田中さんも林さんもたくさんのアドリブを入れていたとは驚きです!
アドリブでキャラをどんどん広げることによって、予想外の生々しさやリアリティが生まれ、それが視聴者のハートに響いたのではないでしょうか?
おっさんずラブ 「林遣都」のプロフィール
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本名 | 林 遣都(はやしけんと) |
生年月日 | 1990年12月6日 |
身長 | 173cm |
血液型 | O型 |
兄弟 | 兄1人、妹1人 |
学歴 | 比叡山高等学校卒業 |
出身地 | 滋賀県大津市 |
職業 | 俳優 |
林さんは1990年の滋賀県大津市生まれ。
「林 遣都」は本名で、”遣都”という珍しい名前の由来は、「遠い都に出て、大きいなことを成し遂げる立派な人物になること」をご両親が願った
林さんのデビューは2005年、中学3年生の修学旅行中にスカウトされたことがきっかけです。
事務所は、山崎賢人さん、山田孝之さんなどと同じ、スターダストプロモーションに所属しています。
デビューから2年後、2007年に映画「バッテリー」の主演俳優でデビューし、その演技力が評価され、日本アカデミー賞、キネマ旬報ベスト・テンなど、数々の新人賞を受賞します。
その翌年は、「DIVE!! ダイブ!!」「ラブファイト」「風が強く吹いている」などアスリート役の主演作が次々に公開されました。
その役柄は幅広く、アスリート役からゲイ役・BL役まで何でもこなす演技派です。
反抗期のエピソード
中学生デビュー後、2年で俳優としてブレークしたことから、同世代の友達と遊ぶヒマもなく学校と仕事場の往復となる毎日。
そのストレスや鬱憤が溜まりに溜まったのと反抗期が重なり、そのはけ口は林さんのお母さんに向けられます。
ある日、お母さんが息子の情報をノートパソコンでネット検索していたら、林さんは、いきなりその画面を殴り叩き壊してしまったそうです!
ご本人も大変だったでしょうが、反抗期の息子を抱えたお母さんの苦労は相当だったのではないでしょうか?
でも、林さんはお母さんに苦労をかけたことは誰よりも知っていたのでしょう。
上京当日に『最後まで迷惑かけてごめん。育ててくれてありがとう。頑張ってくる。 遣都』という置手紙をしています。
ちなみにお母様の画像です。美人で優しそうな素敵な方ですね!
自慢のお母さんではないでしょうか?
3人の兄妹もみんなメチャ可愛いですね♪
あさイチ出たときの画像みっけ。天使は生まれたときから天使だった。つかお母さん美人やわ~~#おっさんずラブ #林遣都#牧凌太 pic.twitter.com/Ou9sGXE7SC
— Fun-dee (@ranmaruko) 2018年6月18日
おっさんずラブにつながる「林遣都」の芸歴
林さんはゲイ役やBLを演じるのは「おっさんずラブ」が初めてではなかったことが判明しました。
次のような「おっさんズラブ」に繋がるような作品にも出演しています。
このような芸歴あっての「牧」役だと思うと、感慨深いですね!
ドラマ「REPLAY&DESTROY」(2011年11月4日から11月25日に放送)
林遣都さんと山田孝之さんの、今となっては超レアな妄想BLシーンがあり、ファンの間では超お宝な映画となっています。
濃いキャラの男子2人に囲まれた林さん、さらに可愛く見えて癒されます♪
役柄:真野真広
主な共演者:
山田孝之(横山要)
阿部進之介(新田広重)
あらすじ
大学時代からの腐れ縁で5年以上の付き合いとなる横山、真野、新田の3人がルームシェアしている部屋でジェンガをしながらどうでもいい話をしていると、彼らと2年の付き合いになる女子高生・葛西ルーシーから奇跡的な瞬間を写した写メが送られて来る。
出典:https://ja.wikipedia.org/
おはようさんです。
ドラマ「REPLAY&DESTROY」がgyaoさんで数話限定ですが配信されています。
この機会に是非みてください。朝ガストは素晴らしいよね。大好きよ。本日の日替わりスープはカレーコンソメ。https://t.co/FyBK55ELRq#リプレイ
— 増田朋弥 (@tomoya_masuda) 2016年2月1日
映画「悪の教典」(2012年公開)
林さんは、サイコパス教師である蓮実(伊藤英明)の同僚教師(平岳大)と同性愛の関係を持つ生徒、「前島雅彦」を演じています。
原作小説(作家:貴志祐介)を読みましたが、メッチャ怖いサイコ・ホラーです。
でも、林さんが「カッコイイ」と先生に見とれる“ワンチャン”のような表情を見ることができます(笑)
役柄:前島 雅彦
主な共演者:
伊藤英明(蓮実 聖司)
篠井英介(酒井 宏樹)
山中崇(真田 俊平)
あらすじ
ハスミンというニックネームで呼ばれ、生徒たちから圧倒的な人気と支持を集める高校教師・蓮実聖司(伊藤英明)。生徒だけでなく、ほかの教師や保護者も一目を置く模範的な教師だったが、その正体は他人への共感や良心を持っていない反社会性人格障害者であった。学校と自身に降り掛かったトラブルや障害を取り除くために、平然と殺人を犯しては校内での地位を強固なものにしていく蓮実。しかし、ささいなミスから自身の凶行が知られそうになってしまう。それを隠そうと悩んだ彼が導き出した答えは、クラスの生徒全員を殺すことだった。
引用:https://movies.yahoo.co.jp/movie/悪の教典/342785/story/
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映画「にがくてあまい」(2016年公開)
「にがくてあまい」は、小林ユミヲの漫画が原作です。
この作品で演じる「片山渚」が一番、「おっさんズラブ」の牧に役柄が似ているのではないでしょうか。
渚のキャラも牧と同様、かなりのドSで、同僚である体育教師(新田真剣佑)に思いを寄せています。
また、トークイベント時に、初恋相手役の立花アラタ(淵上泰史)とのキスシーンについて、「かぶりつくような、むさぼるようなキスで”ふあ~”となった」などの発言が話題となりました。
役柄:片山渚
主な共演者:
川口春奈(江田マキ)
林遣都(片山渚 )
淵上泰史(立花アラタ)
桜田ひより(青井ミナミ)
真剣佑(馬場園あつし)
あらすじ
農家の娘だが野菜が嫌い、料理はできない、部屋は荒れ放題、私生活はだらしない、しかし仕事には燃えるキャリアウーマンの江田マキ。そんなマキがひょんなことからオーガニック野菜を愛するゲイのイケメン美術教師・片山渚との同居をスタートする。なにかと衝突するマキと渚だったが、渚の作るオーガニック野菜料理に野菜嫌いのマキが癒されていく。そして、それぞれが抱える問題が解決していく中で、マキと渚はお互いが大切な存在に変わっていく。
引用:https://eiga.com/movie/83279/
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おっさんずラブ 牧がかっこいい!のまとめ
この記事では「おっさんずラブ」で大人気の林遣都さんの経歴やプロフィールについてご紹介しました。
今夏には映画化も決定しており、田中圭さんと共に、ますます勢いにのる林さん。
再び、女子たちをざわつかせること間違いなしでしょう。
公開後のみなさんの反応についても、今からとても楽しみです♪
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